普通の人間でした。




『我々は世界を支配するために、お前を明日殺す。まさか、この街に現れてくれるとはな』

「で、でも私の心臓なんて…」

『煩い!』

本日三回目の檻叩き。
びっくりするからやめてほしいんだけど…


「まあ、明日の正午までの時間を楽しく過ごすんだな」

そう言い、門番は笑った。


放った言葉は残酷で。
聞こえる笑いは胸を締め付けた。




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