普通の人間でした。
『貴様まさか…赤羽(アカバ)か!?』
『覚えてくれてて光栄ですよ、王様』
そう言い、鳥は一歩前に出た。
『何故だ、死んだはずじゃ…』
王様と兵隊は驚いていた。
私にはさっぱりわからない。
『俺は不死身なんだよ』
そうして壁に向かってへ火を吐く。
壁は厚いコンクリートで覆われているのにも関わらず、大きな穴があいた。
『行くぞ』
「え、」
私は足で体を捕まれ中に浮き、その場から抜け出した。