Jelly Beans
モーリは食事をして、


「ごちそうさま。」


と帰って行った。


見送って玄関を入ると、


瀧が腕組みして立っていた。


「何よ?」


「姉ちゃんどういう気なんだよ。」


「モーリのこと?

連れて来ちゃまずい?

あんただって彼女部屋に連れてくるじゃん。」


「俺は男だし。やる気で連れて来てる。」


「あんたやる気って////」


「一応避妊とかしてるし、家族が居るときはしてねーよ。」


「そんなこと、何報告してんのよ~/////」


「あの人なんて俺よりずっと大人じゃん。

 そういうことになったっておかしくないってことだよ。」



「あたしたちは無いから。」


「は?」


「そういうのは無しって約束だし。

 1ヶ月限定のつきあいだから。」




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