Jelly Beans
呆れたような声で瀧が呻く

「何やってんだよぉ姉ちゃん、

 そういうのごっこっていうんだろ。

 恋人ごっこなんかしてる場合なのかよ。」


「場合って、、、駄目かな?」


「好きにならないなら、いいよ。

 でも、姉ちゃんはもうあいつが好きじゃん。」


「え。」


「男近づけなかった姉ちゃんが家まで上げて飯まで作って、

 もう十分あいつに惚れてるだろ。」
< 50 / 306 >

この作品をシェア

pagetop