惑溺



「え?
今リョウ『好きな女』って言った?
私の事、『好きな女』って言った?」

リョウの一言に驚いて、思わず何度も確認してしまう。

そんな私に、リョウはいつものようにその綺麗な唇を歪めてニヤリと笑った。



「さぁ、俺そんな事言った?
もう忘れた」


 そうやって、
 彼は笑って嘘をつく



(でも、
相変わらず意地悪なあなたが
悔しいくらい、好き。)


    22時の着信
*:.。o○o。.:*。o○o。.:*。END。.:*
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