愛しき・愛しき人[誤字修正]
部屋が明るくなるので、目が覚めた…

隣をみると、和俊さんがいた…


昨日のことは夢じゃないかと思うくらい…


でも、体の痛みも、彼がまわしてくる腕も昨日のことは現実だと言われているようで、うれしい。


私が、少し体を起こそうとすると、和俊さんは私に回す力を強めた…


「まだ駄目だよ…今日は俺の傍にいて…

 俺の女だって実感したいから・・・」


何てうれしい言葉なんだろう。


私は今まで悩んできた期間は今日のことためにあるのではないかと思うほどだった…
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