恋愛同盟
しばらくして手術中のランプが消えて美音が出てきた。




頭には包帯が巻かれていて痛々しい姿だった。




「頭の傷も塞がりましたしあとは目が覚めるのをまつだけですが…
目が覚めない場合は少し危険ですね。」




医者と担任が話てるのが俺に聞こえてしまった。




なあ美音…?




助かってくれよ。
はやく目覚ましてくれよ…



自分でもなんでこんなことを思うのかは分からなかったけど
俺はコイツだけには死んでほしくないっ…




そう思ってた。
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