恋愛同盟
「何があったか…話して??」




そう言われ、
コクンと
頷いたあたしは…


ゆっくりと
話し始めた。




あたしが
何か言うたびに
大翔は『うん』と相づちを打ってくれて、
真剣な顔で
聞いてくれたんだ。




「俺もごめんな。
ちょっとやりすぎた。
けど、美音。
遥斗も俺も…


お前が好きだから。
だから…
遥斗のこと、
嫌いにならないでやってな。」




『俺が言うのも
なんだけどな』
って大翔が笑った。
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