ランデヴー II
私はあまり合コンが好きではない。


みっちーに誘われ何度か参加したことはあるが、愛想笑いで疲れて終わるのが常だった。



「……やめ――」


「迷うなら参加ね。来て損はないと思うんだ」


「やめておこうかな」と言おうとする私を遮って、みっちーが勝手に頭数に入れてしまった。


でも残念ながら、そこまで言われると特に断る理由も見つからない。



「お前さぁ、あんま無理強いすんなよ。坂下も嫌ならちゃんと断れよ」


「モリケンは黙っててよ。関係ないでしょ」


みっちーにツンケンされ、モリケンは溜息交じりに唐揚げを頬張る。



「いいよ、予定が合ったら行くね。でも他に行きたい子がいたり人数足りたら、私は外してくれて構わないから」


「オッケオッケ。今回のメンツ自信あるから楽しみにしてて」


みっちーはバチバチとウインクを飛ばしながら、何だか楽しそうだった。
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