ランデヴー II
「だから……坂下さんに全てを話して、謝りたいと思った。嫌な気持ちでいるのなら、それは俺のせいだから。今村さんにも、ちゃんと言ってやめさせたいんです」
私はそんな倉橋君から目が離せなかった。
何故そんな風に思うのか、何故そんなにも苦しそうなのか。
倉橋君の気持ちを見極めたくて、じっと見つめる。
ドキドキと高鳴る胸と、私を見つめる倉橋君の瞳。
2人で見つめ合うその時間は一瞬だったのか、それともずっと長い時間だったのか。
倉橋君がふと空気を揺らしたその時。
「ゆかりちゃん、会議始まるから――」
という声と共に、突然会議室の扉がガチャリと開けられた。
驚いて声の方を見やると、扉を開けて佇む紗英ちゃんの姿がそこにある。
「あ……うん、わかった」
私は若干動揺しながら小さく頷くと、再び倉橋君に目を向ける。
そして手帳と資料を手に取り、「とにかく、そういうことでよろしくね」と言い含めるように声をかけた。
私はそんな倉橋君から目が離せなかった。
何故そんな風に思うのか、何故そんなにも苦しそうなのか。
倉橋君の気持ちを見極めたくて、じっと見つめる。
ドキドキと高鳴る胸と、私を見つめる倉橋君の瞳。
2人で見つめ合うその時間は一瞬だったのか、それともずっと長い時間だったのか。
倉橋君がふと空気を揺らしたその時。
「ゆかりちゃん、会議始まるから――」
という声と共に、突然会議室の扉がガチャリと開けられた。
驚いて声の方を見やると、扉を開けて佇む紗英ちゃんの姿がそこにある。
「あ……うん、わかった」
私は若干動揺しながら小さく頷くと、再び倉橋君に目を向ける。
そして手帳と資料を手に取り、「とにかく、そういうことでよろしくね」と言い含めるように声をかけた。