ランデヴー II
『あ……息子がいつもお世話になっております。倉橋の父です』
「あ……こちらこそ、いつもお世話になっております」
相手が倉橋君のお父さんだったと知り、私は驚きつつもたどたどしく挨拶を返した。
一瞬話すのを躊躇ってしまうが、チラリと倉橋君の顔を見るととてもじゃないが話せる状態じゃないように見える。
一体何があったのかと更に不安に駆られた私は、気を引き締めて口を開いた。
「あの、どうかされたんですか?」
「いえ、実は……私の母……光輝の祖母が倒れまして……。今病院で処置をしています。あの、光輝は……?」
倉橋君のお祖母ちゃんが……。
私は胸がキュッと締め付けられる思いだった。
倉橋君にとって、お祖母ちゃんは大切な人だ。
何度か話を聞いたことがあるし、お祖母ちゃんの話をする倉橋君の顔は柔らかく、こっちまで癒やされる気持ちになった。
そんなお祖母ちゃんが倒れたなんて……。
チラリと倉橋君に目を向けると、不安げな顔で私を見ている。
暗がりでわからないが、きっとその顔は蒼白だ。
「あ……こちらこそ、いつもお世話になっております」
相手が倉橋君のお父さんだったと知り、私は驚きつつもたどたどしく挨拶を返した。
一瞬話すのを躊躇ってしまうが、チラリと倉橋君の顔を見るととてもじゃないが話せる状態じゃないように見える。
一体何があったのかと更に不安に駆られた私は、気を引き締めて口を開いた。
「あの、どうかされたんですか?」
「いえ、実は……私の母……光輝の祖母が倒れまして……。今病院で処置をしています。あの、光輝は……?」
倉橋君のお祖母ちゃんが……。
私は胸がキュッと締め付けられる思いだった。
倉橋君にとって、お祖母ちゃんは大切な人だ。
何度か話を聞いたことがあるし、お祖母ちゃんの話をする倉橋君の顔は柔らかく、こっちまで癒やされる気持ちになった。
そんなお祖母ちゃんが倒れたなんて……。
チラリと倉橋君に目を向けると、不安げな顔で私を見ている。
暗がりでわからないが、きっとその顔は蒼白だ。