ランデヴー II
「お前、さ」


1度そう言ってから何故かワインを一口飲み込んだモリケンは、ケホッと咳払いをして渋い顔をした。


そして少し考え込むような顔をして、再び口を開く。



「お前……その、合コンとか行くなよ」


「……は? 何で?」


突然の言葉に訳がわからずぽかんとする私の顔を見て、モリケンは若干眉をひそめた。


明るい店内で睨むように見つめられ、何だか困ってしまう。



良く良く見るとモリケンって結構掘り深いなぁ、とか。


なかなかぱっちりした二重なんだなぁ、とか。


そんなことを考えながら見つめ返していると、不意に意を決したようにモリケンが再び口を開いた。



「だからさ。お前……俺の彼女にならねぇ?」


その言葉に、私は完全に固まってしまった。



かのじょ……と?


今、モリケンはそう言った……?
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