俺と馬鹿と新婚生活?!
ジリジリジリ…カチッ
枕元で煩く鳴り響く目覚ましを止める
「起きろー…朝だぞー」
そして、昨日夜を共にした女を起こす
「眠い…学校…さぼろ?」
「だめ。留年するぞ」
「颯太のケチー」
ぷくっと頬を膨らませて怒る女
俺だって出来ればこのままもう何回かヤりたいぐらいだが…
さすがに綾が帰って来るから無理
なんか、まじで浮気を隠す旦那みたい…
俺、まだ十代なのに
「じゃ、私一回家に寄ってから学校行くね?」
適当に身だしなみを整えた女が玄関で言う
「じゃ、昨夜はありがと!また、後で学校でね!」
「おぅ」