俺と馬鹿と新婚生活?!

「ごめん…俺、行かなきゃ」


女の所に戻ると、俺が電話をしている間に乱れた服を直して待っていた


「珍しいよねー…颯太が大好きなエッチを中断するなんてさー」


あー…たしかに…
珍しいね

急な親からの呼び出しでさえ、女を抱くことを優先しちゃうほど大好きなのにね?


「それってさー…エッチ以上にあの子が好きってことじゃん?」

「それは無いなー。俺は馬鹿は論外だ」


あれ?
こんな会話をしたような?

まぁ、いいや…
とりあえず…


「ごめんな、また今度な」


そう言って女と別れた








「今度はたぶん無いよ…。颯太、早くソレに気づかなきゃ。じゃないと…彼女を傷付けることになるよ」


1人残された女は
小さく颯太の背中に忠告した

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