俺と馬鹿と新婚生活?!

「プロポーズみたいだねー」

「みたいじゃなくて…そのつもりだったんだけど…」


駄目なのか?
俺が言ってもただの口説き文句にしかならないのか?!


「うそ、冗談です」


クスクス笑いながら綾は続ける


「ありがとう、颯太!私、愛してるなんて初めて言われた!私も颯太のこと大好き!愛してるよ!」


嬉しい言葉の嵐…
あぁ、俺今すごく幸せです


「綾…」

「きゃっ」


綾を近くに感じたくて
もっと幸せを感じたくて

綾を引っ張り腕の中に納める

すると、綾も俺の背に腕を回して抱きついてきた

体がピッタリと密着して、とても暖かい

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