ハーレム ブラッド2
「それよりも…これ、どうにかしなさいよ?」

姫野が朱鳥を指差す。

「キュゥ〜(+_+)」

朱鳥が倒れていた。

「朱鳥さん!?

大丈夫ですか!?」

沙羅が駆け寄る。


「クーニャ!

手加減しろよ、バカ!」

マリアが言う。

「幸大様にキスされて気絶したのか、クーニャさんに押されて気絶したのか…わからないわね、ふふっ。」

アゲハが小さく笑う。

「それよりも…勉強しないと夏休みが無くなりますよ?」

咲子が言う。


「うっ…

さっさとやるわよ!!」

姫野が幸大の腕を引っ張って横に座らせた。

「ズルいよぉ〜!」

クーニャは勉強道具を持って幸大の横に座った。

「じ、じゃあ…私は幸大君の向かい側!」

素早く優衣が陣取る。

「いや…優衣は俺以外の奴に教えるんだっての!」

幸大が突っ込む。

「ふぅ…私たちは朱鳥君の介抱をするとしよう。」

華乃が言う。

「そうですね。

ではこちらに移動させましょう。」

「あ、手伝います。」

沙羅が言う。

「ふふっ…」

アゲハはまだ下着を抱き締めていた。




「…。

なら…私はここだ。」


ドサッ!

マリアが幸大の足の上に座った。


「くっ…

やられたわね。」

姫野が言う。

「ぶ〜!

私もぉ〜!」

クーニャが幸大の腕を揺らしながら言う。

「あう…」

優衣は文字通り指をくわえて見ていた。
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