ハーレム ブラッド2
「貴様がどれだけ足掻こうと!!


余は偉大で高貴なる吸血鬼の王!!


高々、人間から吸血鬼になった愚鈍な存在に負けるわけが…!?」


ビキッ…


王の動きが急に止まった。

「何を…した?」

王は大きく目を見開き幸大の白銀の右眼と金色の左目を睨む。



「金色の支配…」


幸大が呟く。



「バカな!?


同じ金色の眼…余が貴様に負けるわけが…」


「ああ…

嘘だ。」

「嘘…だと?」



「ずっと考えていた。

昔、お前らを倒した俺と同じ血液操作能力を持つ奴が、どうやってお前らを倒したのか…



俺の能力はどう頑張ろうと自分の血液しか操れない。」



「…。」

王が必死に体を動かそうとする。


「巨大吸血鬼のように体内の血を追い出せれば良いが…それは王血の吸血量には勝てないから無理だ。


だが…俺はずっと前に知っていた。


俺の能力は王血に吸収されても操作可能だと…

ヴァンの王血を体内に入れられた時から知っていたんだ。」
< 411 / 495 >

この作品をシェア

pagetop