ハーレム ブラッド2
「よし。



まぁ…偉そうなことを言ったけど、俺はお前を必要としてないんだ。」

幸大が言う


「え?」

瑞希が切なそうに言う


「だって…俺はもうこれ以上ないくらいに幸せなんだよ。」


幸大は愛する9人の女性の方を見つめながら言う


「だからと言って…お前を必要としてる奴がいないわけじゃない。


必ずいるから…探さなくても、出会うものだからさ。



だから…頑張れ。


困ったり、挫けそうになったりとか…


相談くらいなら乗ってやるからさ。」

幸大が言う


「ありがとう…ございます…」

瑞希が頭を深く下げる


「頭を上げろって、礼なんかいらないさ。


愛する女性の友達なんだからな。」


「え?」

瑞希が頭を上げて華乃を見る



「おや?

私は君のことを友達だと思っているが…君は違うのかい?」


華乃が笑う

「冬木さん…」


瑞希がまた目に涙を溜める


「華乃で構わないよ…瑞希。」


「華乃っ!!」


ガバッ!

ぎゅぅ〜!


瑞希が華乃に抱きつき、抱き締めた
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