龍王と純情お姫様。
朝、いつも通り登校した。

勿論ありのままの姿で。


そして、図書室に向かう。
最近、男子たちに、


「守屋クレハちゃんいる?」とか…

「今日も可愛いねえ~」


とか声をかけられる。



なんだか落ち着かなくて、
図書室に来る。


古びた本の匂いが落ち着く。



そんな時、、


「ふざけんな!バ~カ!!クソヤロウ~っっ!!
グスっ…うわあああん…」


奥から突然女の子の
泣き叫ぶ声が聞こえてきた。


あ…ここから早く出なきゃ…


静かに、立ち上がろうとしたとき…


ガタンっ!


見事に、椅子が大きな音をたてた。



私のバカバカ…



そしてノコノコ奥から
出てきたのは…


明るい茶髪で、派手なピアスをつけている女の子。


立川 絵理さんだ。


同じクラスで、
日向と同じ雰囲気で…


いつも、1人でいるイメージだ。


怖そうなイメージ。



「うっわあ…変な所見られた。今の見なかった事にして…。でも…今は泣かせて…」


「は…はい。」



怖そうなイメージとは大違いで、思いっきり涙を流していた。


声を出して…



何があったの?
何て聞いたら怒るかな…





< 37 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop