彼はくせっ毛君

ドキドキ…。

次に入ってきた一人は坊主の人。野球部にいそうな感じの。

くせっ毛君…

………。

「……………。」


………

くせっ毛君は…?


…………。

なんだ…。

いない。

くせっ毛君じゃない。


代わりに私の前に座ったのは、金髪で襟足が伸びた、いかにもチャラい感じの人。


すごくショック。

せっかく来た男の子三人とあみリカには悪いけど…

すごく…

つまらない…。


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