A☆New☆彡Holiday!!
「何だ?」

いつもの調子で答えると、
舞花は躊躇いがちに

「…怒ってる?」

と聞いてきた。

「本当に怒ってない?
飲み過ぎだって怒ってない?」

何をそんなに確認する必要があるんだと
心の中で思いながら
正直メンドウだとも思ったが

それ以上に酔った舞花が可愛い
という事の方が上回り、イライラを
ぶつけずに舞花の髪の毛を乱暴に撫でながら
言った。

「ちゃんと、待っててやるから
行ってこい。

でも、早く来ないといなくなるぞ。」


そう言われた舞花は慌ててトイレへ
向かった。

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