《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
久しぶりに跳ねる鼓動。


捺以外の男に頬を染めたのは久しぶり。



「…冗談は止めて…」


講師が入って来て、講習が始まった。



でも、背後に感じる佐久間君の視線。





身体の火照りも高鳴った鼓動も講習が終るまでおさまらなかった。


「ランチ一緒にどう?」


「…お断りします…昨日の紙もお返しします…」



私は手帳から挟んでいたメモ紙を取り出して、彼に突き渡す。





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