《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
「いいから~来いよ」



「!!?」


嫌がってる私の右手を掴み、彼は廊下に連れ出す。



「…マジでイヤなら…大声で喚け」


「・・・」



何だか初めて出会った時の捺にそっくり。
強引で横暴なこの振る舞い。


私は彼に押されて、一緒にランチを食べた。



彼はワカメうどん。私は今日のおススメランチ。


「うどんだけで足りるの?」


「…足りないけど…奢ってくれる?」


「えっ!?」


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