お見合い恋愛
「あのさ・・・・倉橋さんのほうはどう言ってるの?俺の写真渡ってるんだよね?」
『もちろんよ。ぜひお話進めて欲しいって言われたわ』
話しながらビルの裏手に回ろうとすると、見知った顔が視界に入る。
俺は慌てて植え込みの木の陰に隠れた。
あれは・・・三宅課長
外に出るつもりはないのか、三宅課長はスーツ姿でコートは着ていない。
『ちょっと、央!聞いてるの!?』
「わかったから、またあとで電話する」
電話の向こうでまだしゃべり足りない母さんは
何やらぎゃーぎゃー言っていたけど、今はそれどころじゃない。
あれは・・誰だ・・・
でも・・・
指輪・・・
左手には指輪をしている・・・?
一緒にいる女性・・・誰なんだろう?
『もちろんよ。ぜひお話進めて欲しいって言われたわ』
話しながらビルの裏手に回ろうとすると、見知った顔が視界に入る。
俺は慌てて植え込みの木の陰に隠れた。
あれは・・・三宅課長
外に出るつもりはないのか、三宅課長はスーツ姿でコートは着ていない。
『ちょっと、央!聞いてるの!?』
「わかったから、またあとで電話する」
電話の向こうでまだしゃべり足りない母さんは
何やらぎゃーぎゃー言っていたけど、今はそれどころじゃない。
あれは・・誰だ・・・
でも・・・
指輪・・・
左手には指輪をしている・・・?
一緒にいる女性・・・誰なんだろう?