お見合い恋愛
2.気まずいお見合い
そして、結局もやもやしたまま時間は過ぎていき

唯香さんと三宅課長との関係もはっきりと確かめられず

あっという間に、お見合いの日がやってきた。




俺は一番いいスーツを身に纏い、全身鏡でチェックする。




・・・はぁ・・・




仕事が忙しく、この日を迎えてしまったものの・・・

気が重い・・・





そう思いながら、顔をあげるとすでに家を出なければいけない時間だった。

玄関へと向かいながら、がらんとした部屋を振り返る。






ここに、唯香さんがいて、可愛い子供たちが笑ってて・・・



そういう家族像を想像してみる。
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