誠の桜に止まる蝶~番外編~
とある昼下がりの出来事。

「うーん・・・疲れたあ・・・」

俺は隊士たちの稽古を終えて歩いていた。

それにしても、一君相変わらず容赦ないんだよねえ。

おもわず苦笑いが出る。

「あれ、総司蝶が探してたぞ?」

平助が不思議そうにこちらを見る。

「え?いつ?」

「んー1時間くらい前?」

そうしてとぼとぼと歩き出す。
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