バット・インソムニア
奇妙な夢を見るようになったのは2週間程前からだ。
川沿いを舐めるように走る高台の道路。
墨を溢したような深い夜、爽夏は道路脇の街灯の下に立っていた。
何故そんな場所に立っているのかは分からないし、疑問もなかった。
何せ夢なのだ。
そこでそうしているのが当然で、それ以外にはない。
そこまでならただの夢で終わる。
終わるはずだった。
川沿いを舐めるように走る高台の道路。
墨を溢したような深い夜、爽夏は道路脇の街灯の下に立っていた。
何故そんな場所に立っているのかは分からないし、疑問もなかった。
何せ夢なのだ。
そこでそうしているのが当然で、それ以外にはない。
そこまでならただの夢で終わる。
終わるはずだった。