無口な彼が残業する理由 新装版




株式会社SK企画本社、第一会議室。

窓際には衣料品メーカー広報部の方々。

奥に当社取締役社長、専務、常務。

右奥にはインターネット事業部長。

その手前にウェブデザイン課長。

今日はスーツ着用の丸山くん。

その隣に愛華ちゃん。

いつも同じサイトを作っている先輩と、青木、そして後輩。

総勢15名。

みんなの視線が、我らが企画課の課長と私に注がれた。

「定刻になりましたので、始めたいと思います」

夢のステージの花道へ、

私は足を踏み入れた。


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