コイン★悪い男の純情
 「頑張ってね。あっ、それから、淳也さんはこの部屋に寝てもらえる」
 「了解です」

 「私たちは、あっちの6畳と4畳半に寝ているわ」
 「わかりました」

 「それから、ここにあるものは、好きにしてもらっていいからね」
 「ありがとうございます」

 「何か、質問はな~い?」
 「食費は幾ら入れればいいですか」


 「淳也さんの好きな額で結構よ」
 「了解しました」


 「じゃ、お休みなさい」
 「お休みなさい」



 かんなと淳也の奇妙な同居生活が始まった。



 淳也はふとんの中に潜った。



 
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