恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
「笑うなっ!」



「だって可愛いから…」


「・・・」


俺よりも心愛は年上なのに、こんな可愛いと思う女を見たコトがない。



「…どうして?刑事になったの?」



「父親も刑事だった…。それにいつか…お父さんを殺した男をこの手で捕まえたいと思ってる…」



「俺と同じで父親の影響か…」


他の刑事たちも休憩にやって来て、俺たちの話は途切れた。


「店に戻ろうか?心愛」


「私はこれから・・・佐藤の・・・」


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