それでも…信じてる
あっという間に空港に着いた。
「佳奈!!」
「佳奈!!」
私を呼ぶ声が聞こえた。
安結と友貴の声。
まさかと思いながら声がするほうを見たら、いた。
2人は走ってこっちに来た。
「ごめん。ごめんね、佳奈。
許してもらえないことくらいわかってる。だけど離れる前に言っておきたいことがあって。
私は佳奈が大好き!!信じてもらえないかもしれない、今更って思うかもしれないけど、佳奈は私にとってかけがえのない親友なの!!だから後悔してる。何であんなことしたんだろうって自分が嫌になるよ」