もっと早く逢えていれば良かった
「綾乃~?って、涙架?」
「お兄ちゃん!?」
昴が来てくれたおかげであたしは安心する。
「友達と遊ぶってここかよ……」
そんなことを言いながら買ってきてくれたホットドックをくれる。
あたしは小さい声で「ありがとう」という。
「どういたしまして」
昴が笑って言う。
この笑顔もあと少し、か。
「じゃあね、また明日」
涙架ちゃんが手を振って行ってしまう。
「お兄ちゃん!?」
昴が来てくれたおかげであたしは安心する。
「友達と遊ぶってここかよ……」
そんなことを言いながら買ってきてくれたホットドックをくれる。
あたしは小さい声で「ありがとう」という。
「どういたしまして」
昴が笑って言う。
この笑顔もあと少し、か。
「じゃあね、また明日」
涙架ちゃんが手を振って行ってしまう。