Purewhite Devil
【第二章】

忠告

嫌になる程暑い季節は、まだまだ終わりそうにない。


日が進むにつれまだ暑さが増していく。


暑さが増すなか、未だに薫君と須藤さんが付き合っているという噂は聞かない。


二人でいるところも見掛けない。


付き合っている事を隠しているんだろうか。


そんな事確認しようがないし、私には関係のない事だ。


そう、関係のない事。



『考え事?』

「あっ、ごめんなさい。お腹すいたなぁと思って」

『何か軽く食べて帰ろうか』

「はい」



望先輩の隣は凄く居心地がいい。


知れば知るほど魅力的な人。


だけど異性として好きにはなれなくて、未だ中途半端な気持ちのまま一緒にいる。


そんな私たちはまだキス止まり。







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