海坊主


「わざわざ、部屋までまりがとう」


「いえいえ♪女の子に優しくするのは、男の性だしね」


和紀さん・・・


「3股とか、全然OKな人でしょ?」


「7股ん時あったよ」



少しでもいい人なんて思った自分を、責めたい。


「高1ん時、同級生の女の子と、先生と、OLの人3人と、人妻2人かな~」


「自慢げに、話さないで」


「安心して。今は、1人に絞ってるから」



そこまでの過程が、すごい不思議だった。


この人は、何を求めて7股なんかしたんだろう。



「お茶でも、いれます?」


「いーや、大丈夫。可愛い彼女が待ってるから」


「彼女は、知ってるんですか?7股」


「うん。だって、その頃から好きになったんだもの。ま、実際付き合えたのは高3だけど」


7股でも、気になる人がいたのか・・・。


「じゃ、またね♪」


「ありがとうございます」



帰り際、今度彼女見せてあげるなんて、言われた。

でも、見たいかもしれない。

7人の相手に勝った、愛しい彼女を。


きっと、真面目な女の子なだろうな~と、勝手にイメージしてみた。



「よし、始めるか」



< 38 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop