海坊主
まずは、洋服や衣料品を袋から出した。
1つ1つタグをとる。
洋服系は、ハンガーにかけたり、畳んだりしてベッドの上に置いた。
靴なんかは、玄関に持っていった。
店員さんは、3日後くらいに家具は届くと言っていた。
待ち遠しいな~。
ベッドの上に置いてある衣料品は、床に移した。
ベッドカバーを、かけよう。
真っ白だった、あたしの部屋に、青が追加された。
「気持ちいー・・・」
ちょっと大きいベッドに、ダイブした。
ふかふかの布団が、あたしを受け止めてくれた。
「あたし、変われるかな・・・」
きっと、海里は「無理に変わらなくていい」なんて、言ってくれそう。
そう。無理に変わらなくてもいいんだ。
少しづつ、変わっていければいいんだ。
あの頃の、死にたいって願ってた自分は、心のどこかにいるかもしれない。
いてもいい。
でも、まだ早い。
死にたいって思うには、少し早かったのかもしれない。