甘くて切なくて、愛おしくて
言っていいのか分からなかったけれど、でも一応ユウキ君のパパでもあるし。
「誕生日、誘われたんです」
「ったくアイツは..」
「でも、すごく嬉しかったんです。誕生日なんて誘われた事、なかったから」
小さい頃から誕生日にどんな事をするのか分からなかったあたしにとって、ユウキくんの言葉は嬉しかった。
「..ユウキはあぁ言ったけど。無理してくる必要ねぇからな」
突き放される言葉に、ズキンと胸が痛む。
「でも、お祝いしたいです」
「あいつが..いるのに?」
「佐野さん..は関係ないですし」
「..本当にいいのか?」
「はい、ユウキ君のお祝いさせて下さい!」