甘くて切なくて、愛おしくて
それからあたし達は楽しい食事を終えて、プレゼントを渡した。沢城さんはユウキ君にゲームのソフトをあげてた。
あたしはユウキ君に紺色の無地のマフラーをプレゼントした。
お前にしてはセンスいいな、なんて言われたけど、でも喜んでくれてるみたいで良かった。
「寝ちゃいましたね」
「あぁ、ったく」
ソファで寝てしまったユウキ君を抱き上げて部屋まで連れて行く。あたしも後に続いてついて行く。
そっと、静かに寝かせると、ユウキ君が嬉しそうに笑った。
きっと幸せな夢でも見てるんだな。
沢城さんと目が合って、お互い笑い合ってからまたユウキ君を見る。
「寝顔は天使だろ?」
小さな声で悪戯っぽい笑顔で話す。
「そうですね、天使みたいです」