甘くて切なくて、愛おしくて


久しぶりに聞く声に


思わず出そうになった言葉が引っ込む。



どうして?何で?ここにいるの?



目の前には沢城さんと、ユウキ君が立って、あたしを見つめてる。



「沢城、さん、それにユウキ君!?」


沢城さんはあたしの方に向いて近づいてくる。何が起きているのか分からないあたしは一歩ずつ後ずさる。と、ぐいっと腕を引っ張られ、怒鳴られた。


「バカか、お前、何で逃げんだよ」

「だ、だって..」


掴まれた腕が熱い。

鼓動がどんどん速くなっていく。

体中が沢城さんを好きだと伝えている。


やっぱりあたし..忘れられないんだ、この人の事。



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