甘くて切なくて、愛おしくて




「いい匂い..」


「だろ?俺が昨日洗濯したんだ!」



ただの独り言をやけに早い反応で答えるユウキ君。

それがまだ幼さを感じさせる。



「そうなんだ、すごいね」



「でも失敗したんだけどな」


「失敗?」





首を傾げるあたしにユウキ君はこくんと頷いてそれから


「知らなかったんだ、せんたくきのホース、がはいすいこうっていうところからでてたの。それで..お前ん家、みずびたしにしちゃって..」

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