アパートに帰ろう
初任務
会場まで車を走らすこと40分。小高い山の上。まるで城のような会場だった。


車の中で再度資料の確認をする。地形や死角。排気孔なども含む出入口をチェック。添付されていた写真を拡げる。護衛対象は、パーティー主催者である外務大臣の娘。9才。

一月前から、外務政策への不満から脅迫があるらしい。


「アンナ。時間だ」

「わかってる」


ボスからもらった招待券を見せると、なんの疑いもなく侵入できた。

今回、私たちが警備をすることは極秘事項らしく、ここの警備員達にも知らされていない。

つまり、9才の娘を狙っているの者を、国は内密に処理したいらしい。

派手に動けないな。
自分達が危なくなる。
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