新撰組蝶乱




この、女子は。




(俺と、四つしか違わねェのに…)




高い戦闘力、俊敏さ、更に自然の力まで味方につける。




(不知火…蝶、か。)




土方は自身も知らぬまに、蝶のことを熱く見つめた。




(こいつが知りてェ…)




どこまで強いのか。そのエネルギーと破壊力はどこからくる。




土方は、感情のままに右手を差し出し、蝶の左頬に触れた。




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