新撰組蝶乱




何故そんなことができるのか、と。




そんなこととは?と聞く蝶に、手などから火をだせることだと教えると、




『わからぬ。生まれもった能力だとだけ父上は教えてくれた。』




と、返ってきた。




ついでに、野火といれば火だけでなく水、雷等も操れることも可能なのだと言う。




「…」




土方は、また目の前の蝶を見つめた。




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