この場所で。
「……あれ?電気消えてる」
廊下の方で聞きなれた声がした。
「りぃ、もう帰ったのかな……」
「カバンもなかったしね」
エリと夏奈子だ……。
「―――エッ、んんっ!」
二人の名前を呼ぼうとしたら、口を手で押さえられた。
「静かにしててね……」
そう言って私のおでこにチュッてすると、
「お友達に、こーんな恥ずかしいところ見られたくないよねー」
って、
笑った。
口から手がどかされたかと思うと、今度は唇で塞がれ、
ボタンが次々と外されていく。
「ン!ンンッ!」
足をバタつかせても効果はなく、むしろ相手の興奮を掻き立てる材料にしかなってないのかもしれない。
だんだん疲れて抵抗する力が弱まってきた私に、
「イイコだね」
って言いながら、
無理矢理
私のナカに侵入してきた。