Quiet man
・・若造、
オンナジ事云ってんじゃねえ。
神足は心の中で舌打ちする。
あんな酔っ払いの客は
ザラにいるのだろう。
ナギが客の様に俺を扱うワケだ。
そう思うと恥ずかしくて
これ以上見ていられなかった。
「ええ~、フツウそれは男の人が
女の人にするんもんよー?」
「あ! そっか!」
と、
指差した頬にチュっとしてやがる。
客は納得して
タクシーに乗ったらしい。
( さすがだね )
そしてメールを送って待っていると
彼女が嬉しそうに
裏口から飛び出して来た。
「お待たせ・・!」
「ねえ?」
「ん?」
「俺も奴らと同じだね。」
帰り道、
ぽかんとした後"見られてた"と
ピンときたらしく
フウと溜息をついた。
「・・自分からはせえへんよ。」
それ以上、
笑いもしなければ口も閉じたまま。
無言の車内、
そして家に着いた途端、即、
バスルームに直行。
出てくるなり顔も見ず、
部屋に閉じ篭ってしまった・・。
もう、このまま
眠ってしまうのだろうか?
オンナジ事云ってんじゃねえ。
神足は心の中で舌打ちする。
あんな酔っ払いの客は
ザラにいるのだろう。
ナギが客の様に俺を扱うワケだ。
そう思うと恥ずかしくて
これ以上見ていられなかった。
「ええ~、フツウそれは男の人が
女の人にするんもんよー?」
「あ! そっか!」
と、
指差した頬にチュっとしてやがる。
客は納得して
タクシーに乗ったらしい。
( さすがだね )
そしてメールを送って待っていると
彼女が嬉しそうに
裏口から飛び出して来た。
「お待たせ・・!」
「ねえ?」
「ん?」
「俺も奴らと同じだね。」
帰り道、
ぽかんとした後"見られてた"と
ピンときたらしく
フウと溜息をついた。
「・・自分からはせえへんよ。」
それ以上、
笑いもしなければ口も閉じたまま。
無言の車内、
そして家に着いた途端、即、
バスルームに直行。
出てくるなり顔も見ず、
部屋に閉じ篭ってしまった・・。
もう、このまま
眠ってしまうのだろうか?