Quiet man
「あ・・・おはよぉ。」
「うん、おはよ・・。」
___ 顔を覗き込むと
やはり赤らんでいて。
嫌に・・
気持ちが和んだんだ。
もう手放せない、な ____
「なー、お腹、空かへん・・?」
彼女の一言に仕方なく賛成、
離れるのが惜しい気分を隠し
夕べ脱ぎ散らかした服を
彼が手繰り寄せていた。
和祇が
重い体を起そうとしている。
先にベッドを脱した神足。
クローゼットからシャツを出し、
開いて彼女に差し出していた。
「ありがと・・」
その様子と
彼の顔を交互に見遣り、
戸惑い気味にスラリとした
背中を露に袖を通すのだ。
「ナギ?」
細い肩をこちらに向けてやると
ベッドに腰掛け、着ている
シャツを引き寄せ優しく唇を吸う。
「・・・・。」
そして
肌蹴たままのシャツのボタンを
1つづはめてやっていた。
ゆっくりとした時間が
そこには流れてる。
2人ともがそれを感じていた。
薄過ぎない唇をなぞり、
切なげな溜息を零す神足だった。
「俺、ダメだ」
「え?」
「ナギにすっかりハマった」
彼の唐突な言葉に
ついホロリと笑った。
「 行こ 」
そして手を取り、
寝室を後にするのだ。
「うん、おはよ・・。」
___ 顔を覗き込むと
やはり赤らんでいて。
嫌に・・
気持ちが和んだんだ。
もう手放せない、な ____
「なー、お腹、空かへん・・?」
彼女の一言に仕方なく賛成、
離れるのが惜しい気分を隠し
夕べ脱ぎ散らかした服を
彼が手繰り寄せていた。
和祇が
重い体を起そうとしている。
先にベッドを脱した神足。
クローゼットからシャツを出し、
開いて彼女に差し出していた。
「ありがと・・」
その様子と
彼の顔を交互に見遣り、
戸惑い気味にスラリとした
背中を露に袖を通すのだ。
「ナギ?」
細い肩をこちらに向けてやると
ベッドに腰掛け、着ている
シャツを引き寄せ優しく唇を吸う。
「・・・・。」
そして
肌蹴たままのシャツのボタンを
1つづはめてやっていた。
ゆっくりとした時間が
そこには流れてる。
2人ともがそれを感じていた。
薄過ぎない唇をなぞり、
切なげな溜息を零す神足だった。
「俺、ダメだ」
「え?」
「ナギにすっかりハマった」
彼の唐突な言葉に
ついホロリと笑った。
「 行こ 」
そして手を取り、
寝室を後にするのだ。