子猫玩具屋

また唖然として口がうっかり開いてしまう。

ドアノブも持ったまま、しばらく硬直してしまった。

そんな私を見て、男性が声を掛けてきた



「どうした?気に入らなかったか?」


「えっ…いえ!!ただ…何でこんなに白なんですか?」


「お前に似合う色だから」


「私に…似合う色ですか?」


「ああ、その赤い瞳、綺麗なプラチナブロンド、白い耳…

             お前にピッタリだよ」



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