“俺の女”
あたしたちに
気付いたのか
先輩たちは立った
怖いよ…‥
そして
「あかりちゃん?」
「はい‥そうです」
スラッとした体型に
ロングストレートの髪型
芸能人並みに綺麗な顔
これが‥
京子さん…?
「分かるよね?
土曜の電話の。」
「はい…」
強めの言い方で
低い声‥
あの時と一緒だ‥
「単刀直入に
言うけど
ヒロと別れてくんない?」
いきなり
これですか??
「ちょっと京子‥!!!」
横にいる人は
京子さんの友達‥?
なんかすごく
不安そう…
「ねぇ聞いてんの?
ヒロと付き合って
るんでしょ?」
あたしは
何も返事ができず
ただオロオロ
してただけだった
「もぅやめなよ…!」
「いいから黙ってて!!」
京子さんとは違い
その人は
大人しそうな人
同じく美形で
どこかで見たこと
あるような‥?
「あたしヒロが
好きなの!!
ずっと好きなの!!!
あんたは
知らないだろうけど
あたしは半年間
ずっと頑張ってきたの!!
ヒロだけを見てきた‥
なのに…‥
急に彼女ができたって
聞かされて‥
騙された‥
‥でも、それでも
ヒロが好き!!
諦めれないのよ!!!
あんたなんかに
渡さない!!
だから別れてよ‥!!」
………‥‐
京子さん‥‐