愛してるを君に。


花火を見ているのに視線は瞬く間に君のほうにいってしまう。




花火が上がる度に照らされる君の横顔は綺麗でかっこよくて。



ドキドキが止まらなくなる。
胸が苦しくなる。





あたしやっぱり好きなんだな、飛鳥のこと。
なんて改めて思ってしまう。







でもこのままじゃたぶんだめだ。




いや、たぶんじゃなくて絶対。








乙葉のこと応援しながら飛鳥を想い続けるなんて器用なこと、あたしにはできない。





だったら…





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