真夏の雪
雪斗「…寝過ぎた。

時計を見ると12時を過ぎていた。


…時計の秒針の音がする。

静かだ。



…ちょっと静か過ぎねぇ?

布団を払いのけ、起床する。


さらば布団よ。


いつもの服に着替えて台所に向かった。



雪斗「誰もいねえよ…。


店のカウンターにもいったが…クローズの表示になっていた。


雪斗「…俺、人んちで一人だぞ。


誰もいないと暇だ。

仕方ないので台所にいってとりあえず昼飯を作る事にした。

冷蔵庫から適当な材料と卵を取り出し…熱したフライパンに油と卵、ご飯を入れて混ぜた。


塩、湖沼、ラー油、料理酒…醤油。そして、隠し味にかつお節を少し入れる。

具と余った卵を入れて…



雪斗「秘技!フライ返し!

フライパンを円を描くようにし…
中に浮く具材達…。

混ざりあっていい感じに出来上がった。


雪斗「できた!
素晴らしきチャーハン!



我ながらナイスな出来ばえだ。


皿に盛り、テーブルに置く。

コップに水を入れてテーブルに置き…
椅子に座り…

そして一口…

雪斗「こ…これはっぁぁ!

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