純愛☆フライング―番外編―
志穂はそれを不思議に思いつつ、


「ねぇ。たっちゃん、今の人知ってるの?」

「それは俺が聞きたい! 何も言わずにいなくなったかと思えば、こんな奥まで入り込んで……しかも店員といちゃいちゃ喋りやがって」


その言葉に思わず笑ってしまう。


「やだ、ヤキモチ妬いてるんだ!」


ただ嬉しかっただけなのだが、どうやらそれがマズかったらしい。



「ふーん。こういうシーツでヤリたいわけか……」

「ちょっ! そんなこと大きな声で……や、ん……たっちゃん!?」


巽はサテンのシーツを手に取るふりをして、志穂の下半身がワゴンの影になるように押しやった。そして、スカートの裾をたくし上げるとスッと手を差し込む。

奥のワゴンなので通路からは見えない。後ろはシーツの並んだ棚があるだけだ。レジからも離れているので、カメラも近くにはなさそうである。


「た……たっちゃん。ダメだよ。人が来たら……」


布地越しに巽の指がもぞもぞと動く。お尻のほうから真ん中を目指して、遠慮なしに押し込んでくる。


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